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zoom RSS 久々にPCを組む(買いもの編)

<<   作成日時 : 2017/10/22 11:13   >>

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いつも旅の話ばかり書いているが、今回はPCの話を書こう。興味の無いかたは読み飛ばしていただきたい。

2017年7月、長いこと家の中で使ってきたデスクトップPCの不調が目立つようになった。頻繁にフリーズする。OSが壊れている可能性も捨てきれないが、CPUやマザーボードはかなり古い。長年の酷使で死に掛けていてもおかしくない。
かつて私がMMORPGにハマっていた頃、CPU処理能力の不足による不利を解消するため Core 2 Duo を使って組んだPCである。調べてみると、もう10年も前のCPUだ。当時としてはそこそこな処理能力だったが、最近では重いウェブ・ページや動画を閲覧する時に不足を感じる事があった。
そんなわけで新調することにした。

可能な限り既存のパーツを活かして問題のあるパーツ、今となっては性能的に厳しいパーツを交換していけば最小限のコストで蘇らせることもできる。しかし、中枢となるCPUを変えればCPUの規格に合わせてマザーボードとメモリも新調せざるを得ない。GPUは古いものを使うくらいなら今どきCPU内蔵のGPUの方がマシなのではないか。昔は必須だったグラフィック・ボードも、今どきの構成では無くても良い。
そうすると流用できそうなのはケースと電源とSSDくらいか。
SSDは、CPUよりは新しいがそれでも5年以上使っているし、容量も大きくない。最新のCPUを使うならWindows10を入れるしか無いが、新しいOSは容量も食うだろう。
今まで使っていたケースは拡張性に富んだミドルタワー型。机の下の床に鎮座しているが正直言って邪魔くさい。これだけの拡張性って本当に要るか?という疑念が頭をもたげる。

将来のことまで考えて悩んだ結果、決めた。今の最新の技術で全て一新し、10年は使えそうな構成にする。
そしてケースだが、今回は思い切って小型化を目指すことにした。20年以上モデルチェンジを繰り返して来た自宅用PCの歴史で、小型化を目指すというのは私にとって画期的である。PCのケースは「大は小を兼ねる」なので、ミドルタワーくらいの大きさがあれば何をどれだけ詰め込めるかなど考える必要が無かった。だが、この容積の余裕を手放すのであれば必要な容積を検討し、どこまで小さく出来るかを見極めなければならない。
こんなことを考えるようになったのは、PCの今どきの技術を調べていたところ、昔と比べて必要な容積がずいぶん減っているのではないかと気づいたからだ。MMORPGから遠ざかり古い機械でもそれほど問題にならなかった期間が続いたため、PCの技術について積極的に情報を仕入れて来なかった。必要に駆られて調べ始めて分かったのだ。

というわけで要件を検討。
これは譲れないという要件を下限とし、これは必要無いので切り捨てて良しという要件を上限とする。その下限と上限の間で背反する要件をどこまで盛り込むかによって、仕様を絞り込んでいく。
大須のツクモに出掛けて検討しながら買い物を進めることにした。最近ではすっかり店舗で買い物をせずネット通販ばかり利用しているが、PCを一から組み立てる場合にネット通販を利用する度胸は無い。部品点数が多くなると不良品を掴まされる確率も増え、組み上げた後で動かなかった場合に原因を調べるのが大変だ。ネットで買った部品となるとさらに面倒が増える。
そして、後で書くがツクモを利用した理由がもう一つある。

CPUは現行のKaby Lakeコアとする。Core i5とCore i7の主な違いはハイパースレッディングの有無。価格差を考えるとCore i5でじゅうぶんだろう。Core i5の中では7600Kが最もクロックの高いモデルであり、なおかつオーバークロック可能。そのためかヒートシンクが別売りになるので出費がかさむ。今回は手堅く組むことにしているのでオーバークロックはしない。ならば定格動作時の性能差でコストパフォーマンスを比較することになる。ということでCore i5 7600に決定。
必然的にチップセットはH270かZ270かということになるが、オーバークロックしないならばH270でよい。
チップセットが決まればマザーボードを決めるべきだが、これを一旦保留。ケースが決まらなければフォームファクタが決まらない。マザーボードのフォームファクタとは端的に言えば大きさの規格である。小さい規格ほど拡張性が犠牲になる。従来のようにミドルタワーのケースを使っていた時には何も考えずATX規格を選んでいればよかった。だが今回は小型化を目論んでいる。
OSとアプリケーションを入れるストレージは当然SSDにするが、しばらく組み立てから遠ざかっている間にM.2なる規格が出来ていた。シリアルATAのケーブルで繋ぐのではなく、マザーボードのスロットに直付けするのだな。なるほどATAなんてものはハードディスクを繋ぐために作られた規格なのであって、フラッシュメモリのチップに過ぎないSSDならばわざわざケーブルを引き回すのは無駄であるな。128Gbyteもあれば良いかと思ったのだが、Windows10は容量を食うしアップデートでさらに食うから128では足りないかもしれないという店員さんの助言に従って256Gbyteのものにした。
最近のマザーボードにはM.2のスロットが装備されている換わりにパラレルATAのコネクタが無くなっている。データ用ストレージとして昔から使っていたハードディスクがあるのだが、繋ごうと思っても無理となった。まあ、データ用にはNASがあるから問題無いのだが。それより光学ドライブも流用できないことが問題だ。パラレル接続のものしか持っていない。

さて、後回しにしていたマザーボード、そしてケースである。この二つの仕様がせめぎ合う。
上記のCPUやSSDを使うための一般的なマザーボードのフォームファクタは、大きい方から、ATX、MicroATX、Mini-ITXとなる。
できるだけ小さくしたいという要件がある。ケースを小さくするとマザーボードも小さいものしか入らない。小さいマザーボードは拡張性が乏しい。具体的にはメモリのスロットとPCI Expressスロットの数だ。
今のところPCI Expressに何も挿す予定は無い。昔は必須だったグラフィック・ボードですら今どきは挿さなくても良い。重いゲームなどをやるつもりが無ければ、だが。今のところ予定は無くても将来は分からない。最小のMini-ITXでもPCI Expressスロットが1つはある。将来PCI Expressに挿す必要が出てくるとしたら、やはりグラフィック・ボードだろう。今どき、それ以外のデバイスはたいがいUSBでも繋がる。となると、拡張性を考えてもPCI Expressは1つでじゅうぶん。Mini-ITXで良いということになる。
マザーボードはASUSのROG STRIX H270I GAMINGとした。
ケースだが、小型化を目指すと、ミニタワーをさらに小さくしたような形か、あるいはスリム型かということになる。
スリム型はそれほど性能を要求しないオフィス用のメーカー品によく見られる。スリム型の方が薄く、設置面積が小さくなる。しかしPCの構造上、内部は苦しくなる。CPUのヒートシンクは高さを稼げない(さすがにCPU付属の純正品なら問題無く入るのだが)し、拡張ボードはフル・サイズのものを入れられないだろう。電源容量も制限を受けるし、ケースのファンも小径のものしか付けられない。性能には割り切りが必要だ。
悩んだ挙句に辿り着いたのがCOUGAR QBX KAZEという製品である。リンク先のスペックを見ると、幅180mm、高さ299mm、奥行き386mmとなっている。スリム型と比べると幅はあるが、高さは抑えられている。Mini-ITXマザーボードで可能な範囲なら、拡張性にはほぼ妥協の必要が無い。大型のグラフィック・ボードでも収まるし、大径のファンも付けられる。簡易水冷装置すら取り付け可能だ。その代わり内部の部品配置が変態的だ。配置に関しては次回の組み立て編で書こう。

マザーボードがMini-ITXに決まってしまったので、メモリのスロットも2つしかない。メモリは2枚ずつ挿す。最初は8Gbyteくらいにしておいて必要に応じて増設すればよいかと思っていたが、2枚挿すと空きスロットが無くなってしまうので、最初から16Gbyte(8Gbyteのメモリを2枚)を搭載することにした。
電源ユニットは前のケースのものを流用するつもりでいたが、サイズ的にこのケースには収まらないことが判明。奥行きの短いものを買った。電源ユニットはケーブルを着脱可能なものを選んだ。今どきのパーツ構成だと、必要なケーブルはものすごく少ないのではないかと気付いたからだ。
あとはWindows10 Homeと、12cmファン1個を買う。

これでおおよそパーツは揃った。
そしてツクモで買い物をした理由のもう一つ。それは以前に偵察に来た時、店内の張り紙で見たサービスである。
パーツを取り付けた状態で電源を入れ、起動確認してくれるサービス。有料ではあるが、それほど高価く無い。たしか1,000円前後だったか。家に持って帰る前に初期不良があれば判明するし、相性による不具合も事前に分かる。パーツを取り付けて確認するということは、取り付けた状態で引き渡してくれるということだろう。CPU取付時にピンを折るというヘマをやらかさないで済む。手間とリスクをこれだけ減らせるならば安いものだ。
さらにOSまでインストールしてくれるサービスもある。これだと3,740円。OSをインストールするということは、SSDを繋がなくてはならない。しかもこの場合M.2である。つまりこのサービスを依頼したことで、マザーボード上にCPU、メモリ、SSDまで乗ってしまっている。となると、あとはもうケースに電源とマザーボードを組み付けるだけではないか。しかも、OSのインストールまで頼んでしまうと光学ドライブを買う必要も無くなる。
手間とリスクと光学ドライブの購入を回避、そう考えれば妥当な出費か。

OSをインストールするには何日か掛かるというので、買ったパーツを全て預けて帰宅した。
画像

次回は組み立て編である。

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